前から観よう観ようと思ってたが、やっと今日Apple TVで観た。
観よう、と思ってた頃はあらすじを読んだだけで心が重たく、勝手に「岩下志麻がただ鬼畜なんだろー」って安易に思ってたけど、恐ろしい事に岩下志麻に共感してしもうた。小川真由美にすらも。
同じ立場になったらどーかね。 気が狂うほど腹がたつだろうな。
家を出る事しか考えられないかも。
愛人を囲うなんて、よほどの金持ちでも考えてはいけません。
そして囲われようなんて、考えてもいけません。
結婚出来ない人の子供を身ごもったら、どんな事があっても一人で育てましょう。
その前に身ごもってはいけません(爆)
と思いました。m(__)m
昔はこんなふつーの考えがスタンダードじゃなかったのね。
そしてTSUTAYAでやっと借りられた
すげー面白かった。評判通り。丹下左膳の「百万両の壷」が陽ならこっちは陰のマスターピース。
やっぱシネスケのレビューは参考にした方がよい。
仲代達矢と三国連太郎の台詞のやりとりでほぼストーリーは進んでいくが、脚本力に脱帽。
想像力、表現力が半端じゃ無い人が脚本家だって、日本語使う日本人として感動した。
そして時代劇で初めて「殺陣」が美しいと目が釘付けになった。
モノクロなのに、カラーより鮮やかに見えた。
「切腹」って外国人じゃ理解できないし、現代の日本人だって理解出来ない狂気に満ちた行いだけど、そんな事を恐れ多い「儀式」だって考えていた民族の子孫なのね。うちらは。
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