最近近所にTSUTAYA+スタバの組み合わせが2件も出来た。
歩いても行ける場所にこんな憩いの場所が出来て、しかも隣にはスーパー(笑)まであるので、ちと頻出スポットになっている。
ずっとごひいきにしてたGEOは最近「韓流」コーナーに力入れすぎてて、ラインナップがマンネリになってきたのでレンタル拠点を変えてみる事に。
そこで、とても懐かしいDVDを手にした。
私が小学校4、5年生の頃に映画館で観て、未だに忘れられないトラウマ?映画2作。
久しぶりに観てみようとレンタル。
1977。
これ、観た人いますぅ???
今は50歳近いお姉様(池上季実子とか大場久美子とか神保美喜とか)が可愛い女子高校生で、夏休みに「おばちゃまの家」に行ってみーんな「家」に食べられちゃうお話。
当時、山口百恵と三浦友和の「泥だらけの純情」の併映だったんだけど、はっきり言って百恵ちゃんの映画のほとんど記憶なし。
あの、大林宣彦の劇場作品監督第一作目だったんす。
子供の頃はお姉さん達が恐怖に飲み込まれる姿に本気で恐がり、ちょっとHな映像にドキドキし、特撮(と言っていいのだろうか)にワクワクした。
そして初めて観てから30年後。
大場久美子ってこんなに可愛かったんだねー。池上季実子もとてもキレイ。これは人気あった訳だわ。と妙に納得。
30年寝かせた脚本は斬新に笑える台詞ばかりで、この感性はいったいどこから来たんだろうって感服してしまいますた。
映像はまるで「夢」に出てきそう。やっぱ大林宣彦ですな。
子供の時は、メロディがピアノに食べられるシーンやスイカが生首になってたシーンが悪夢になったけど、大人になった今はおとぎ話みたいに見えてしまった。もうあんな風にドキドキする事は無いのかしら?!
ダンナに無理矢理見せたら、一言。
「お前はもし男に生まれてたら、絶対アキバでリュックしょってたな」
どーゆー意味でしょう。
「ハウス」の1年後。1978。
これもロードショー当時、劇場に見に行った。
人間の血が青くなるなんて、すごい発想のすごい話だと思った。
当時はUFOブームで、未知との遭遇とかSTAR WARSとかが流行っていて、これは和製SFだったけど、興行的には大コケしたそうな。SFだけど、宇宙人出てこないし(笑)
だけど、政治ドラマ的には結構面白い話だよ?
政府による情報操作とか大量虐殺とかって、歴史まともに勉強してない小学生の自分にはインパクトありすぎて、「こんな事本当に世の中にあるんだろうか」ってフィクションなのにすごく社会勉強になった映画だった。
見終わった後もしばらくこの映画の事が頭から離れないで、つらくて悲しくてほんとやるせなかった事を思い出す。
大人になって観ると、ヒットラーのした事とか未成熟な国家がする様な事だと頭の中で整理がつくのですが、、、。
岡田英二扮する真相を知る研究者がロボトミー手術によって記憶を消される。
映画のワンシーンの、岡田英二の頭の手術跡がすごくショッキングだった。
今ネットで検索すると、1975年以前は精神病治療にホントにロボトミー手術って行われてたのね。
マジで?!昔はそんな世の中だったの??
1970年代以前って予想外の世の中だったのではないかと思い、ちょっとこれから歴史探訪兼ねて当時の日本映画を集中的に観る事にしまする。
次号、政府陰謀映画その2(謎)に続く。。。
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