長野県には、「日本三大奇祭」と言われる諏訪大社の「御柱祭」がありまする。
寅年と申年にしか行われない祭りです。
私が長野県民になってはや14年が経とうとしておりますが、転勤して来て最初の祭りの時に、普段勤勉で大人しい長野県民のイメージがガラリと変わりまつた。
話題は祭の事ばかり、そしてみな異常に財布のひもが固くなりますた(謎)
地元の地銀では「御柱定期預金」があったそうな。(今でもあるのか?!)
つまり、地域住民は7年に一度、この祭りの為に100万円を超える様な額のお金を使うのでつ。
説明すると長くなるので(笑)祭りの概要は↓ココ
http://www.onbashira.jp/
まぁ、なんともExciting & Crazy。。。(良い意味で)
そんな御柱祭が、近所の神社が諏訪大社の分家(?って表現はびみょーですが)の関係で、我が町会でも今年開催されるのでございます。
そんな訳で、御柱=神様の木=巨木 を山から引きずりおろし、町中を曳く為の「綱」を今日一日がかりで縒りますた。

使うのは藁で、これを直径3cm程の単位に束ねます。

町会理事仲間じいちゃん:「やすよん、こんな事した事ねぇな、教えてやるで」
やすよん:「てか、人生でこんなに大量の藁に囲まれたの初めてなんすけど」

公民館の講堂および通路まで、およそ100人の町民が綱を縒る為に集ってる。(300世帯しかないじょ)
しかもみんな手弁当で。ショッキングだ。
テキトーな高知県民は、集まれと言っても集まらないだろう。

綱を縒る為に(!)公民館の天井は特殊な天窓が設置されてて、ここにひっかけて藁の束をねじりながら綱にしていく。

朝8時半から夕方6時まで、100人で頑張って22本のながーい綱が出来ますた。

この酒好きの私が、あまりの疲労に、慰労会の出席を断り早々帰宅。。。。
はぁ、4月の「里曳き」というイベントまで、毎週末ほぼつぶれます(号泣)
そして、本家諏訪ではもっととんでも無い事になっております。
柱の上に乗る一番くじを引く祈願の為に、諏訪大社には毎週末の朝5時に初詣より男衆が集まっていたとの事。
勤務先でも、同僚に「男はもうすぐみんな『角刈り』になるから楽しみにしてて下さい」と言われました。(謎∞謎)
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